アニメで、敵キャラだった存在が、
戦いを経て仲間になったり、
その悲しい過去が明らかになって、
逆に主人公が悪者に見えてしまったり、
ということがある。
このことは現実にも起こりうる。
「普段いじめてくるアイツが、
弟にアイスを奢っているのを見た。」
「いつもみんなに挨拶している先輩が
清掃員にだけ挨拶していなかった。」
前者の方が、後者より好感が持てるのは、
なぜだろう。
きっと僕は、普段から「いい奴」と「悪い奴」を、
無意識にラベル付けしてしまっているのだろう。
(本当は、悪役も正義の味方も現実にいないのにね)
だから、「悪い奴」に謝られたり、
逆に「いい奴」に悪口を言われると、
途端にどうしていいかわからなくなる。
こういうのを、ヤンキーが猫に餌やってる効果とか、
約束したわけでもないのに裏切られたように感じる効果と僕は勝手に呼んでいる。
結局は、僕らの人間関係に一発逆転ホームランを、
持ち込んではいけないということだろう。
11/21/2024, 2:50:27 PM