るに

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いつかは忘れてしまう夢。
現実ではない何処かなのに
妙にリアルで不思議。
夢の断片は覚えているのに
全ては覚えていない。
こんな所が実際にあったらいいなぁ、
こんなことができたらいいなぁ、
そんな願望だけが増えていく。
覚めたくない夢は
いつの時代にも存在する。
例えば小野小町が書いた詩。
恋しい人を思いながら寝たから
夢に出てきたのかなぁ。
夢だとわかっていたら
覚めないでいたのになぁ。
そんな詩。
ありえないことが
有り得ることに変わる、
天地がひっくり返るのが夢。
そこにずっと居たいと思ってしまうのは
仕方がないことなんだって。
"Good Midnight!"
午後3時。
もう夢に溺れてしまいそうな
深夜のひと時。

11/21/2025, 6:03:59 PM