鋭い眼差し
無愛想なのでいつも真顔になりがちで、目つきが悪い顔が怖いと言われますが、鋭い眼差しと言われると、見透かしているようで悪い気はしません。
とはいえ、そんな鋭い眼差しをすることって普段そうないですよね。
せいぜい仕事中に他の作業の進み具合や、対人の様子を見る目が鋭くなるとか、他所のチラシより安いものないか、価格POPを見つめる目が鋭くなるとか。
あとは街中とか電車内とかで、変な態度やいきなりぶつかってきたりとかだと、つい鋭い眼差しに……これ意味違ってますか。
睨まれてる鋭さは結構刺さってきますし、むしろこっちのほうが鋭さもありそうです。
そうなると思い出すのは、都会にありがちな前リュックです。
後ろにリュックを背負うと邪魔になるという謎の光景。
私は前に天然リュックつけてるようなものなので、さらに背負うと前に圧力とんでもなくなります。
人が多いなと思う所はなるべく手に持つようにしていますが、それでもお前邪魔だという目線を感じます。
満員電車に乗る機会はほぼないものの、ここまで不快そうな眼差しを受けると気分も悪くなり、何度車内で座り込んだことか。
座れば座ったでさらに邪魔になり、ヘタすればわざとではなさそうですが蹴られることも何度か。
いるだけで周りを不快にさせるって、困ってしまいますね。
そんな時にふと、鋭い眼差しで相手を見ながら、自分が同じことしようと思う人間じゃなくてよかったなと。
余分に場所を使って悪いなと思いながら、その鋭い眼差しで似てたまるかと反骨心も出てくるかなと。
鋭い眼差し、できればその眼差しは、相手をよく見て知って歩み寄り仲良くするための眼差しであればいいなと思います。
突き刺さって痛いじゃなくて、鍼治療してる気分になれるといいですよね。
10/15/2024, 12:54:56 PM