「眠りにつく前に」
人にはそれぞれルーティンというものがあると思う。例えば寝る間にストレッチをする、本を読むなど 、の勿論私にもルーティンがある。私のルーティンは日記を書くことだ。日記を書いていると今日あった小さな幸せが見えてくる。勿論嫌なことも見えてくるが、私は日々その日記を読み返す。日常の小さな幸せを大切にするために。私の友達はやってみる!と意気込んでいたが「めんどくさい。」とすぐ辞めてしまったが、私は寝る前のこの時間が1番好きだ。
「ねぇ、この友達って私の事?」
美紀は勝手に私のノートを開けて文句を言っている。
「勿論」と私が返すと美紀は「ひっどい!3日は続いたもん!」と言う。
「3日は続いたって言わないでしょ。全く、」
私はココアをふたつ入れて机に向かう
「私にしては続いたもん!」と美紀が言う
「そうだね。美紀にしては続いた方だと思うよ。まず人ものもを勝手に見て文句言わないでくれる?」
と私が言うと「ゔっ、」と声を上げて何も言わなくなった。当たり前だ正論なのだから。
「てかさ!ここに書いてるけど本当に小さな幸せって見つけられたの?」
「書いてあるんだから、見つけられたに決まってるでしょ。」私がそう答えると
「え〜嘘だ~幸せそうに見えないもん!」とまぁ失礼なことを言ってるくる。
「本当に失礼だね。見つけれてるよ。」
と私はココアを飲みなが言う
「じゃあ教えてよ!」
美紀は体を机に乗り上げて聞いてきた。
「行儀が悪い。内緒だよ」
美紀のおでこにデコピンをすると
「痛い~!もう!ケチ」
とギャーギャー言ってくる。
「ふぅ、もうそろそろ寝よ」
私は今日の分の日記を書き終えてベットに入る。
「小さな幸せは美紀のことだよ。」
私は誰もいない部屋でボソッと言い夢の中へ入っていった。
11/3/2024, 6:38:32 AM