うみ。

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凍てつく星空

塾からの帰り道でふと見上げた空は
あまりにも暗くて、少し寂しく思った。
田舎とはいえ街頭が眩しくて星が見えないのだ。
人々は白い息を吐きながら星なんて気にせず家に逃げ帰る。
私はこの時間が好きだ。
凍てつく空気は勉強で凝り固まった脳をほぐしてくれる気がするから。
星の存在が人々の記憶から消えてしまわぬように、私は今日も星を眺める。
星だって生きているから、今日の光はもう明日にはないかもしれないから、ここにいると懸命に輝く光を私は見つけてあげたい。

12/2/2025, 9:04:01 AM