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『私の当たり前』

誰にだって自分の決めたルールに基づいて生活している
それは所謂、社会の暗黙の了解や法律、またはモラルなど
様々な要因から成り立つルールであり、当人の常識と言っても
差し支えないのかもしれない

そして、当人の常識とは人の数だけ解釈があるものだ

世の中には信じられないが、
自身の利益という利己的な目的の為ならば、
他者を犠牲にする事すら躊躇わない者がいる
犯罪者、非常識、無法者、こうした人間は確かに存在している

愚かしいと思うかもしれない
馬鹿馬鹿しいと内心で嘲笑うのかもしれない
理解の範疇を越えた者に対する差別と侮蔑、そして恐怖

それらを決して正そうとしてはならない
親切心かもしれない、正義感かもしれない、
けれど彼らには彼らのルールがあり、彼らの当たり前がある
その日常が壊される時、何が飛び出してくるかなど
当人以外には分かりはしないのだから

7/9/2023, 10:14:31 PM