いつもこのイベントが近づくと
ドキドキが止まらなくなる。
今年はどんな風に喜んでくれるかな……
用意したプレゼント受け取ってくれるかな……
今年も楽しかったかな。
私と一緒で幸せだったかな……
そんなことを考えれば考えるほど
落ち着かない……
1回深呼吸しよう……
「スゥ~。ハァ……スゥ~。ハァ」
ゆっくり……ゆっくり……
うん……
少し落ち着いた気がする。
ピンポーン
呼び鈴を鳴らすとガチャっとドアを開けて
大好きな君が出てきてくれる。
「お誕生日。おめでとう!!大好きだよ。」
そう言ってプレゼントを出して言うと
驚いた顔をしながらもいつもの様に
ニコッと笑って……
「ありがとう!!俺も大好きだよ。
寒かったでしょ。
中どうぞ〜!」
そう言って部屋の中に招いてくれた。
「ちょっとリビンクで待ってて」
「うん。わかった。」
そう言ってリビンクのソファに座ることにした
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リビンクに彼女を通してからドア閉めて
しゃがみこむ……
来るのはわかってたし。来てくれて嬉しいけど
でも不意打ちで急に大好きって言われると
心臓がもたないよ……
すぐにちゃんと俺もって返せたけど……
ドキドキが止まらない
とりあえず落ち着かないと……
「スゥ~。ハァ〜。スゥ~。ハァ〜。」
何回かゆっくり深呼吸をすると
だいぶ落ち着いた…
うん……
これなら行けそう。
俺の誕生日ではあるけど大好きな彼女にも
めいいっぱい楽しんでもらいたい。
大好きな君が来てくれるから
色々準備もしたし
楽しんでくれたらいいな……
11/27/2025, 10:26:36 AM