冬の夜は案外好きかもしれない。
少し前、夜が少し嫌になった。
その前はもう少し好きだったのに。
いつの間にか、夜が楽しみにならなくなった。
なにがあった。
色々あった。泣いた、辛かった。
なんで、なんでが分からなかった。
夏の夜は虫の声もほんとは少しうるさかったのだと、今気づいた。
だから、自分の足音が耳元に届くぐらいに空気までも、静かに、ひんやりとさせてしまう冬の夜はなんだか、自分だけが生きてる音がした気がして、心地いい。
今、分からなかったことが腑に落ちていく。
丁寧に、一つひとつ。
あの時の問いが腑に『落ちていく』
11/23/2024, 4:36:08 PM