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大怪我する直前には、必ずイヤな予感がするものだ。

私は高所恐怖症だが、それは何度か高いところから落ちた経験があるからだ。
その時も、高いところに着く前からイヤな予感がしたものだ。

ではなぜ途中で高いところに登るのをやめなかったのか。

それは、まわりの人間から期待されていたからだ。
場の空気を読むと、どうしても拒絶できなかったのだ。

また、自分のキャパシティを超えた要求を押し付けられそうなときも、イヤな予感がする。
その要求を拒絶しないと、大方、後で大変な事態になる。

まとめると、災難が起きるとき、私の予感はよく当たる。

だから、これからは、相手が社長だろうと、大統領だろうと、神様だろうと、イヤな予感を感じたら、私はキッパリ拒絶するだろう。

結局、誰も責任をとってくれないのだから。

10/21/2025, 1:55:16 PM