ゆらぎ

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以下大部分がぼくの考えというより他人の受売りなのだけれど

心が曇っているときに本を読まない方がいい、という考え方が(も)ある
ここでの本は、特に自己啓発を中心とした、(顕在的か潜在的かに関わらず)解決策を提示しているものを指している

本の中には答えもないし救いもない
落ちているときの打開策にはなり得ない

そういうときの本は、分かった気になったり
納得したような気分になっている恐れがとてもある
あるいは、自分の心を理解してくれているような気がしてしまう

本は、活字になっていることでどうしても三人称(俯瞰的)視点で書かれていると思ってしまうこともあるが
どこまでも「作者の」一人称(主観)であることには注意しないといけない

その本が、「自分にとっての」一人称や二人称にも当てはまるか、使いこなせるかが一番重要なのであって
本を読んだあとにどこまで考えられるか、行動できるかが、この場合の読書の本質に感じる

3/23/2025, 11:27:48 AM