恋の予感がした。
甘酸っぱくてクセになる、そんな予感がしたのだ。
初めての恋は一目惚れ。
誰にも取られたくなくて必死で必死で、でも嫌われたくなくて見守るだけで終わってしまった。
次の恋もその人だった。
諦めようと思っていた、でもいつもプレッシャーに負ける心が勝ってしまうものだから諦めることができなかった。
でも次第に嫉妬に溺れ、優しさに殺され、周りと比べ、
改良に改良を重ねた結果、自分では無くなってしまった。
どこかでは満足しているけれど、どこかではずっと嫌な予感しかしなかった。
10/21/2025, 2:10:45 PM