卒業式が終わった。
今まで当たり前のように毎日を過ごした友達と離れ離れになる実感が湧いて苦しくなる。
謝恩会、2軒目、カラオケ、、、朝までみんなで楽しく話した。今までこんなに大人数で飲み会したり遊びに行ったりしてこなかったから、こんなに盛り上がれるならもっと早く企画すれば良かったねと言う子が居た。私は何か逆な気がした。最後だからこんなに大人数で朝まで遊ぶんだと思った。それに気づいて、本当に最後なんだと自覚する。
式でも謝恩会でも2軒目でもカラオケでも不思議と涙は出なかった。みんなと解散した後1人になり、酔いを覚ますべく深く深呼吸をした。息を吐き出した途端、なんの前触れもなく涙が溢れてきた。涙と一緒に入学からの思い出が動画のように再生され溢れ出した。二度と会えない訳では無いとわかっているのに、どうしても時間を巻き戻したくなった。正直私の中学時代は、最後にこんな事を思えるような時間ではなかった。もちろんまあ色々あった。だからか、友達にあまり自分の意見を言わなかった、主張をしなかった。聞く人が聞けば悲しいかもしれないが、結局今現在、定期的に連絡を取り合う相手さえ居ない。そんな私がこんなにも学校に行く理由を探している。毎日連絡を取り合えなくなっていく現実から目を背けたい。あー、どうしよう。みんなが居ない毎日はとても心細い。だからこそ、今の友達といる時間はすべて一生モノだと胸を張って言える。本当に楽しかった。
みんなの事を心の底から本当に愛している。
2025/03/19 大好き
3/19/2025, 6:07:26 AM