日々、同じことの繰り返しだ。朝。起きる。顔を洗い、時間があれば朝食を摂る。そして、仕事へ。
何年繰り返しただろう。一年前と今と。何かが変わったのか、それとも変わらないのか、そんなことすら分かりもしない。
一日一日に意味を見出せなくなったのはいつからだろう。子どもの頃は、毎日が輝いていたのに。
疲れた体を引き摺って、コンビニに足を向ける。新発売のシールが貼られたスイーツを手に取り、会計を済ます。疲れた自分への、ちょっとしたご褒美。
日々、同じことの繰り返しだ。けれど。そんな日々のなかで、ささやかな贅沢を嬉しく感じるのも、まあ、ある種の幸福ではあるのだろう。
明日も変わり映えのしない一日がきっと待っている。何か良いことがありますように。そんなことを考えながら、瞼を下ろした。
テーマ「きっと明日も」
10/1/2024, 12:01:54 AM