紫陽花が雫と出会えなくなって乾いた青紫早々と枯れ色に縁取られそうに悲しくなる緩やかな坂道蒸し暑く無風を掻き分け虚しく泳ぐこの右手攫ってよそして…坂道の勢いに走り出しそうになった私をその左手で引き止めて
6/28/2025, 3:24:11 PM