記憶の海。
漂えば、見えるもの。
懐かしいものがある。
記憶とは、不思議なもので。
溶けずにそこに残り続けるらしい。
たまに、
塩という甘いものに囁かれ、
溶けるものもあるそうだ。
だけれど、
なぜ海と例えるのだろうか?
記憶は、
青くもなければ、
曖昧で触れない。
色んなものがある訳でもない。
流れてくる、「記憶」を、
「海」として例える。
分かるようで、分からない。
記憶は不思議だ。
記すは、分かるが。
億はなんの意味があるのだろうか。
必ずしも、1億の、億倍の思い出が、
記憶がある訳でもないのに。
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5/13/2025, 10:13:37 AM