涙の理由…
…
泣くのは自分に甘えているからなんだと言われたことがある。
でも
泣くもんか、泣いてたまるかと思っていても裏腹にはらはらと目から溢れてくる涙の止めようがない時もある。

人は別れに弱い。

卒業、異動、退職、失恋、死別…どの人にも当てはまる様々な別れ。
泣くまいと頑張っても無理な場合が多い。
だって我慢していても、勝手に溢れて頬を伝ってしまうんだもの。

そして、もうひとつ、人は認められたり報われたり慰められる事にも弱い。
特に弱音を見せない人はとてつもなく弱い。

頑張ったんだねとか、解ってたよとか言わないで。
無理。
強気の気持ちの堤防が壊れちゃうんだ。

これは、全部自分に甘えているんだろうか…。
泣いたり笑ったり怒ったり出来るのは、幸せなことじゃないのかな…。
涙の理由は、人それぞれだけど溢れて流れてくる涙を止められない位、素直な心を持っているんだと思うんだ。

出来れば悲しい涙より、嬉し泣きの涙が多いほうがいいんだけれど、人生は甘くないから、どんな理由があっても、泣きたい時は素直になろう。

体の水分が無くなるほど泣いても、だってまた純粋な水分は、また自分に貯まるのだから。
循環は、時に、必要だと思う。
ね…



*読んで下さり　ありがとうございます*

10/10/2023, 10:36:19 AM