【空を見上げて心に浮かんだこと】
今日は学校が精神的に嫌になり「精神的に辛いので休みます」なんて言える訳がどこにもないので、自分でそれなりの理由を作り電話を掛けて休み、平日の誰もいない外に出た。そもそも通信制の生徒であったので学校があろうとなかろうと平日の誰もいない外にいるのは変わらなかった。
「今日も鬱陶しいほど晴れてるけど、どうせこういう時青春だのエモいだの意味わかんないことほざく馬鹿がいるんだよ」
青すぎる空を見上げて自分がそう呟くのは、中学生の頃に青すぎる空を見上げ、その下を歩いている自分に対して『青春だな、エモいな!』と言った変な教員がいたから。
当時はキツくて楽しいなんてなくて、誰に相談しても『青春だから』『最終的にはエモく感じるよ〜』の一言で片付けられる。だから青すぎる空も青春って言葉も馬鹿馬鹿しく感じるんだよ。
それは通信に入学した今も変わらなくて、青春とか青すぎる空とか全部馬鹿馬鹿しい。
でも通信にいってから青春だとかが消えて、別に苦痛じゃなくなった。キラキラな女子高生とかどうでも良かった。演劇して、バイトして、演劇見に行くためにバイト代出して名前しか知らない土地に夜行バスで行って演劇見て笑って泣いて。
これが1番青すぎる空見て青春とかエモいとか言われながら生きるより好きなんだよ多分。
7/17/2024, 11:12:04 AM