漣 蓮斗 中間で更新遅め

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テーマ 太陽

夜に花火が光る。
「けっこう回れたな〜」
夏祭りに来た君が言う。
「そうだね〜」
「もうお祭り終わるから帰ろ〜」
「分かった〜」
花火を背に向け、君が帰る。

「課題やらないとだな〜」
「僕は課題終わった〜」

「花火綺麗だったな〜」
「華やかなだったよね〜」

「お腹いっぱいだ〜」
「めっちゃ食べてたからね〜」



「...あの子も来れたらよかったのにな。」
「....」
君の目から涙がこぼれていた。



次の日。
君が家から出て少し立ち止まった。
「おはよ〜」
「..あの子が去って4日目か」
「あの子ともっとお話がしたかったよ..」
「....」
眩しい空を見上げながら君は僕にそう言った。

おわり

8/6/2024, 10:31:42 AM