語り部シルヴァ

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『芽吹きのとき』

早朝の散歩中、
暑くなってきてマフラーを取る。
昨日も雪が降っていたから寒いと思ったが...
思ったより気温は下がらなかった。

それでも道の端には雪が積もっている。
ちかくにいるとひんやりしてそうで近寄り難い。
気がつけばもう2月も終わっていた。
ここから3月もあっという間に過ぎて4月になって...
そしたらまた1年もあっという間に過ぎるのだろう。

暖かくなってきたのはいいけど、何もできずに一年経ってしまうかもしれないと思うと春は来ないで欲しいとも思ってしまう。

ちらっと見た雪からふきのとうが顔を出す。
...ほんとう春がすぐそばまで来ている。
このふきのとうは冬を乗り越えて今顔を出した。
自分はどうだろうか。
この春で目覚めれるだろうか。
帰ったら求人を見たりときちんと向き合おう。

少しでもそう思えた自分を褒めれるのは自分だけだった。
...頑張ろう。

語り部シルヴァ

3/1/2025, 10:17:12 AM