寒空の下 煙草咥えて見つめた君の顔
底なしな無邪気を僕に向けるね
不意に立ち止まって 脇道へ
気付かぬ内に 掴んだ雪玉を僕に投げて
笑って やり返すんだ
深夜頃 お腹が空いたと近くのコンビニに
大雪の道は歩きにくいからと手を取った
いつもより 冷たいその手は 少し震えていて
コンビニに着けば 決まって選ぶ酒と
今日は寒いからと おでんを幾つか
…そろそろまたその季節が来るようで
忘れられないかな 無邪気さが
煙草を咥えてふと 空を見る
なんだか今日は いつもより少し苦い気がして。
9/14/2025, 11:02:01 AM