最近は、ナンプレにハマっている。
1度やり始めると止まらなくなるあの魔力はなんだろうか。1マス埋まる毎に達成感を感じ──
気づいたら1時間2時間と時間が経っていたりする。
ナンプレは、1から9の数字を9ブロック全てに被らないように入れるというパズルだ。
いたって単純なルールなのだが、その実とても奥深いものとなっている。
難易度が高くなるにつれ、1つの視点でなく多角的な視点を持つ必要がある。それだけでなく、視点を高く高く保ち、何手も先を読んでようやく1マスが解けるということもある。
1つの数字或いは、1マスを見ているだけでは決して解けないパズルであり、解くためには他のマスの推理が必要となってくる。
なかなか頭を使うのだが、それすらも楽しいと思ってしまうのは、やはり数字が埋まっていくあの感じが魅力的だからだろう。
私は難易度の低いナンプレ(初級が好ましい)をしている時、ちょっと面白い癖がある。
手は数字を記入し、頭の一部はパズルを解いているのだが──パズルとは全く関係のない別のことを考えたり思い出したりしている。
何故かわからないが、そういうことをしていると考え事のアイディアや別角度の視点等が浮かんだりする。不思議なものだ。
簡単なパズルは、片付けと似ているようなところがある。もしかしたらその流れで思考も整理されているのかもしれない。
暫くナンプレ漬けになってみるのも一興──
高く高く視点を保てば解けるパズルのように
現実も案外そういうものかもしれない。
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高く高く
10/14/2024, 1:02:58 PM