毛布

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この世界と言っときに、じゃぁ「あの世界」もあるのか、って話になるんだけど、知られてない世界はそもそも思考には入ってこれないし、知られた世界ならそれはもう「この世界」の一部。すると「この世界」ではない世界は、創造上の「異世界」しかなくなる。

でもそれは日本語の場合で、文化によっては世界が「人々」も意味する場合があるので、すると別の国家や文化圏を意味すると思う。

すると、なんでworldやuniverseやmundus/iを世界と訳したのか、ということになるんだけど、調べると「世界」もかなり古い言葉で、仏教用語の漢訳。この世界は須弥山を中心とする一定の空間領域で、同じような規模の領域がたくさんある(三千大千世界とか)。この漢語をさらに分解すると、「世」は過去・現在・未来の三世、「界」は全ての地域のことらしい。

すると、一つの言葉を意味に応じて複数の訳語に翻訳し、しかもその訳語にも複数の意味があるので、元の言葉には一意に訳せなくなって、翻訳は難しい。

ちなみに「異世界もの」は、英語でother/another worldと訳されるらしいんだけど、そのままisekaiが使われていたり、reincarnationともいうらしい。フランスではisekai が主流とか。(ChatGPT調べ)
定着していきそうな概念ならば、すんなりと読みやすい文章にするために自国の言葉に落とし込むのではなく、isekaiと原語にしておくのも、将来の混乱を考えれば賢い翻訳だと思う。

1/15/2026, 10:36:15 PM