旅人であり探偵である、水の魔女:hp

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私の旅路1

私だけ、なぜ不幸な目にばかり遭うのだろうか。
 いじめや差別といった必然的なものや障害や事故といった偶発的なものなど、様々だが私は、いじめ、障害、差別、事故を経験した。まだ、私は、19歳という若者だと言うのに。これ、程の不幸に出会ってきた。毎回、こういう事がある度に、「生きていて良いことがない」と思ってしまうのである。それでも、私は、前を向いて混沌とした人生を生きなければならないのである。
 以前の私は、私が出会ってきた不幸では、孤児や難民の人とは比べ物にならない為、私は、一般的な不幸者だと考えていた。しかし、人間の限度には、計り知れないものがある。普通、人間の限度を超えると自殺願望が、出始め、鬱になるものがほとんどであるが私は、毒のように少しづつ犯されてきた為少しづつだが、心の抵抗がついてきたのだと思う。
 私は、この先何度も大きな不幸に襲われるだろう。しかし、私は、立ち向かわなければならない。死という終わりの概念より生という始まりの概念の方がまだ、希望があるからだ。私の切羽詰まった絶望の淵に立たされない限り私の人生が終わることはない。

7/18/2024, 6:42:21 PM