やわらかな光が私を包み込む
天気の良い日の午後
窓際で本を読む
窓を開け心地よい風を感じながらページをめくる
外から聞こえる鳥の鳴き声、紙が擦れる音
風に揺れる葉の音
現実の世界から離れ、本の世界へ旅立つ
読んでいる途中で眠くなってきたらしおりを挟んで
睡眠をとった
椅子に座ったままうつ伏せで寝ていて起きた時
ブランケットがかけられていた
なかなか部屋から出てこない私の様子を見にきたのだろうか、外を見るともうすぐ日が暮れようとしていた
ブランケットを持って部屋を出ると、とてもいい匂いがリビングを満たしていた
彼が夕食を作りながら、起きてきた私を見て
おはようと言った
とても幸せな空間
失いたくないな
10/16/2024, 11:18:36 AM