秘密だと思えば思うほど誰かに言いたくなる。
秘密だと言えば言うほど誰かに認めてほしくなる。
だけど、本当に我慢しなきゃ。
誰かに知られてしまったらきっと怖い目にあってしまうもの。
そうなれば彼は帰るべき場所に帰らなければならない。そしてもう二度と会えなくなってしまう。
それだけはイヤ。彼と私はやっとこうして一緒に暮らすことができたんだもの。
私のエゴでこの幸せをふいにするなんて、そんな愚かなことしないわ。
いろんな枷に雁字搦めだった彼。私と会うのにも人目を忍ばなくちゃいけなかった。だけどもうそんな心配しなくていい。
元から色白で細かったけど今はもっと白く、もっとスリムになった。スマートになった彼もカッコいいわ。
でも不満なのが彼の声が聞けないことと私の手料理を食べてくれないこと。まあそれはしょうがないけどね。
でもずっとずっと一緒よ。誰にも渡さない。
私のあなた。永遠に愛してるわ。
絶対に誰にも話さない。悟らせない。私のsecret loveを貫き通してみせるから、見ていてね。
9/3/2025, 1:09:30 PM