お題 真夜中
私は一日を終える為、ベッドに潜ると時折途方もないことを考えてしまいます。
今、こうやって生活出来ているのは神様が私に命を与えてくれたからだ。私は今の生活を「普通」と思っているが私がこの世に生まれて、人間になって、日本人になって、今の両親の間に生まれなければこの「普通」を手に入れることは無かった。正直、私は今この「普通」がずっと続けばいいのにとよく考えます。
ですが、人はいつか死んでしまう。この「普通」が無くなってしまう。私はずっとずっとこの平和のまま永遠に生きていきたいと考えます。ですがいくら足掻いても終わりは来てしまう。なら、せめてでも前世の記憶があれば…と考えますが今、私には前世の記憶が無い。つまり、私は前世の記憶を持てない人。
そう考えると途方もなく寂しくなってしまうんです。
恐怖に溺れ、1人ぼっちが辛くなるんです。
私はそれを忘れるために目をつぶる。
すると次に目を開けると外が明るくなっているんです。あの恐怖を全て忘れ、また新しい一日が始まる。
だから私は真夜中が1番嫌いです。
5/17/2024, 10:55:09 AM