美歩

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『マリッジブルー』

どこまでも透度の高い琥珀糖を愛した

だんだんと硬度を失う琥珀糖を愛した

時間と共に色褪せる記憶を振り返る

涙の溶けた熱いお湯で消えていく君を愛でた

戻るはずのない背中を探しながら待宵


あとがき
琥珀糖とマリッジブルーという言葉を合わせたくて!
透度は糖度にかけて1番最後の言葉は待宵(まつよい)と読みます。来てくれるはずの人を待っている夜の事を指します。琥珀糖って熱湯かければ溶けますかね?

8/12/2024, 7:35:53 PM