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物語に触れ、心を揺さぶられた
あの時から、心に灯った焔が消えない
最初はマッチよりも小さく、明かりとしての役割なんて果たせないような大きさだった
しかしそれは、少しづつ大きくなっていく

どんなに辛くとも苦しくとも
自分ではどうしようもない嵐を耐え忍ぶ渦中にあっても
それは消えない

風に煽られて高く燃え上がることもあれば、
雨に打たれて今にも消えそうに弱々しくなることもある
けれど、ずっと燃えている

『私の中にある言葉を、想いを、物語を、どうか形にしなければ!!』

あの日の小さな種火は、今でも消えずに燃え続けている

『消えない焔』

10/27/2025, 2:12:23 PM