貝殻
海にいった。
海辺を歩いていた。
さざなみが心地よくて、ずっときいていたかったんだ
ずっと水平線ばかりみていた。
遠くを見れば前を向ける気がしたから。
本当に綺麗な景色だった
ふときらりと光ったのは足もとだった。
したなんて見ていられないのに、つい惹かれたもの。
貝殻 だった
目の前の大きな夕焼けが綺麗で
下にある 貝殻 に気がつけなかった。
だけど 貝殻 には
つい集めてしまうような魅力がある。
手の届くその距離に
光ったものをみて
下を向いてもいいんだと思えた。
小さな励ましを手にまた歩くんだ
9/5/2024, 4:28:27 PM