【 どうすればいいの? 】
それはいつも、突然やってくる。
自分の意思とは無関係に、たくさんの思いを込められて、
最後を色んな形で迎えることになる。
ほんの一分ほどで体は完全に満たされ、ふわりと浮く。
軽い体はキライじゃないが、終わりの始まりだ。
子どもたちに投げ回されたり、紐で連れ回されたり。
時には一瞬で破裂させられて。
それが存在意義だと言われればそれまでだが、
単体では儚い存在なのを、憂うこともある。
玩具として、長く子どもたちに遊んでもらいたい一方で、
思いの丈を詰めて消えゆくのも一興。
はてさて、風船としての正解はどれだろうか?
11/22/2023, 7:00:09 AM