無季

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    全身に叩きつけるような雨
    抵抗も出来ずに一身に受ける
    襤褸の体ではどうすることもできず、
    思考回路はショート寸前である。
    片眸の視界では、何も見えず
    バチリと体のケーブルから火花が散る。
    警鐘が頭の中に響くも、
    四肢のパーツがもがれた今、
    何も成せずに燃えてゆくのだ。
    

9/28/2024, 7:47:49 AM