(終わってしまった…)
約500ページの大作を読みきった最初の感想は、もっと読みたいという腹6分目ほどの空腹感だった。著者は、たった1人で神による宇宙の創造から地球に生命が生まれるまで、そして人類の歴史を古今東西の神話と混ぜて、描ききっていた。
次の本に行く前に、今回の本を咀嚼しきりたかった。それから学校が終わると、僕はずっと図書室に籠り、1人関連する書籍を読み漁った。物語の登場人物やお話よりも神話や創作について考えるきっかけとなったのだ。そして、世界中の神話や伝承にも興味を持った。
(著作物にとって著者こそ創造主に違いない)
気がつけば、ものを産み出すということに貪欲になったのだ。
4/15/2023, 5:05:38 AM