今日が終わる。1時間前のことすらはっきり覚えていない。何となく1日か過ぎていく。だけど、この衝撃は忘れない。毎日訪れるこの瞬間。だけど、もっとも短い光景。目を瞑っていても太陽の光か瞼を通り越して明かりを灯してくる。鬱陶しくもあるこの時間が、何よりも好きだ。今日もまた沈む夕日。明日もまた沈む夕日。当たり前だけど、その当たり前が美しい。だから、今日も当たり前に生きた自分は美しいんだと思える。
4/7/2024, 3:00:56 PM