名無しの俺

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小学生?いや保育園かもしれない。そんな時俺の家には一匹ハムスターがいたんだ。俺は毎回枝豆が出るたびに皮らしきのをはがして小さな枝豆の中にある何か?を取ってハムスター。ぽんちゃんにあげてたんだ。
ぽんちゃんのお部屋を掃除する時にぽんちゃんを回るやつに入れて見てた。とっても可愛かった。一緒にぽんちゃんと隣にいた。ふさふさな毛にちょこんと小さなぽんちゃんが可愛くて可愛くて仕方がなかった。けど。ある日。いつだったかな?忘れてしまった。けどぽんちゃんは冷たくなっていた。
その時俺は知能が発達してなかったからあまり死という概念がわからなかった。
けど、いまだに、いや、絶対、これからも俺はぽんちゃんを忘れない。ぽんちゃんを忘れない限り、俺の中でぽんちゃんは生きてるから。
きっと、今飼っていたら確実に心情は変わっていただろう。
そう思うぐらい昔なんだから。
俺は忘れられない。
いや、忘れたくない。
ただそれだけ。
俺の中でぽんちゃんは生き続けている。
わがままを言う。従わなくてもいいさ。だけど。君らも。できれば。見たことなくても。ぽんちゃんを、どこかで覚えてほしい。
わがままな俺でごめんな。
けど、ぽんちゃんだけは。忘れられない。
今飼っている文鳥も。別れを告げた時。
俺はどのような心情になるだろうか。
それは誰にもわからない。
けど、文鳥、お前は。
俺が精一杯可愛がるから。
世話するから
長生きさせてやるから。
頑張れよ?

どうしても。──────────

5/19/2025, 12:34:36 PM