I LOVE…
「付き合おうか。」彼は告白の時でさえ「好き」とは言ってくれなかった。
付き合ってるけど、なんだか不安で、いつか捨てられてしまうのではなんて最悪な想像さえしてしまう。
「すごく大事な話がある。」なんて言われて私はきっとその時が来たんだと思い心臓がキュッと苦しくなる。
お店の窓から彼の後ろ姿を覗いては、ため息を吐いて隠れて店内に入る勇気がでないでいた。
お店のドアが開いて彼が出てきた。
「見つけた。寒いから早く中に入っておいで。」
最後まで優しく接するなんてズルい。
「…。は、話って。」
早く終わりたくて単刀直入に尋ねると彼はいつになく真剣な顔をして真っ直ぐ私の目を見つめる。
「…君のことが好きだ……愛してる。僕と結婚してください。」
「えっ!?」
「ん?」
お互い驚いた。
彼の口から初めて「好きだ」と、しかも「愛してる」まで。私は無意識のうちに差し出された彼の手を握っていた。涙が出そうで声がうわずる。
「私もっ、あなたが大好きです!愛してます!よろしくお願い、します。」
1/29/2026, 11:19:42 AM