NoName14

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身体は地に足が着いてるのに
肉体意外のすべてが
ゆるゆると、日常に埋没してゆく

落ちる、落ちる、落ちてゆく。

そのうちに、肉体すらも
膝を着いて倒れてゆく。

孤独と絶望は何色だ。

ただひたすらに、追い込まれた
心だけが本能で生きたいと
上を向かせる。

あぁ、あぁ、あぁ…

それは、恐ろしい夢だった。

このままでは、いけないと
そういう警告だったのかもしれない。


【お題:落下】

6/19/2023, 1:05:28 AM