「枯葉」
消費期限とか有効期限とか...期限って言葉を考えた人、良心のかけらもないよね。突然友人の結衣(ゆい)が独りごちる。
「いや、消費期限はいるでしょ。お腹壊すし」
「まぁ確かに。でもさ、何らかこの先も追われるって生きづらくない?提出期限とか......生死とか。」
「確かに。割と残酷かもね。」
世の中はどんなことにも期限を付ける。人間の生活のために必須なこととぼんやり頭では分かってはいるけれど、のんびりと生きていきたい私達にとっては地獄かも。なんて思いながらデザートの苺を食べる。
「ねぇ、進路は決めた?私はやりたいことも無いからとりあえず大学に行くつもり。咲は?」
もうそんな時期だよね、なんて制服のスカートに折りたたんで入れた進路調査を思い出す。結衣はもう自分の進路を決めたんだ。なんだか置いていかれたような、クラスが団結して文化祭の出し物を考えてる時のなんとも言えない疎外感を覚える。
「私は......私も大学に進むつもりだよ。やりたいことなんてひとつも無いし」
そう言った私の言葉にふーん、と納得していなさそうな声色で返事をする結衣に苦笑する。これ以上何も聞いてこないのは、親友だからなのかな。
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後日追筆したいと思います。
2/20/2026, 9:07:02 AM