失われた時間…(゜゜)
失われた=「失う」の受け身。
あったものが無くなること。
特に自分が手を下したのではく、
他の要因によってなくなってしまったさま。
何かあったかなぁ…。
…。
…あぁ、あった。
ミヒャエル・エンデの「モモ」。
時間泥棒から時間を取り戻す物語だ。
葉巻男たちによって奪われ、失われた時間はあるので、テーマからズレていないはず…多分。
後は、「アンチモネシア」。
亡国の歌だからテーマからはズレていない…はず。
二つとも壮大で、好きな作品だ。
「モモ」
モモは児童書と思って舐めてはいけない。大人こそ読むべき物語だと思っている。
コスパ、タイパに追われる現代、時間泥棒はさぞかし大喜びだろう。
時間節約こそ、本当に「良い暮らし」?「将来のためになる」?
本当の意味での生きることとは何かをモモが教えてくれる。
忙しい時にこそ読みたい物語だ。
「アンチモネシア」
夜深くにヘッドホンで聞くと、遠くへトリップ出来る音楽。
機械音が多く使われているのに、どこか懐かしく、物悲しい旋律。
寄りそうような優しい歌声に、伝説の国へ思いを馳せてしまう。
まだ、在る。まだ、居る。と答えるのは…この音楽に触れた人達なのだろう。
5/13/2024, 12:37:10 PM