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 俺が貴女の庵に押し入ったことが、俺と貴女との物語の始まりでした。

 貴女はもしかしたら、そのことを「突然の来訪」とでも表現するかもしれませんね。茶目っ気たっぷりの貴女の顔が想像できて、微笑ましい気もしますし、申し訳ないとも感じられます。

 貴女は俺のような者のことも、受け入れてくださいました。
 その愛に浴することができて、俺は全く幸福です。

 今、そのいただいた愛を、あるいはそれ以上のものを、貴女にお返しできているでしょうか。そうであることを、日々祈り続けています。

8/28/2024, 2:44:53 PM