子供は、特に幼い時期の子供は見たまま物事を見る
それが大人になるに連れ、見たいように物事を見るようになる
そこには見栄やら、意地やら、虚飾やら様々なフィルターがかかり、色の付いた心のレンズなどを通して見るようになり、自分に都合良く見ているにもかかわらず次第にその錯覚さえわからなくなり、本当にそう見えているかのように思い込んでしまう
子供の言うことにドキッ!とするのがその証拠だ
子供は見たままを言葉にするから、その本質をズバッと突かれて、ハッ!とするのだ
今更子供の頃に戻りたいとは思わないが、
せめて感性は子供のままでいられたら、忖度せずにいられたら、
それはある意味残酷な世界ではあるけれど、
ありのままの自分を受け入れてもっと楽に生きていかれるような気がする
子供のままの感性でいられたら、
自分の愚かさも素直に受け入れられるのだろうに
少なくとも今よりは…
『子供のままで』
5/12/2024, 10:20:57 PM