書く—書いた記録

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「なんというか」
「なんというか?」

「未来と船、この言葉がつながるとノアの方舟と未来、つまり未来へ残したいものというメタファーを感じる」
「そう?それで」

「メタ的な視点で見れば、そう感じた作者たちがそういった作品を書くように思われる」
「あー」

「それを意図したお題のように見えるし。SFで見れば亜光速までに加速した宇宙船が地球に戻ってきたときに元の時代から数百年、数万年、それ以上だっていたというのは良くあるパターンだ。宇宙船の内部は相対性理論による時間の遅延でほとんど時間が経っていないという」
「定番ネタなのね」

「それを踏まえると、未来へのメッセージがどうかというところに作者性が現れるとも言える。SFとかを問わずに」
「で、本当に言いたかったことは?」

「作者はお腹が空いていて未来のことを考える余裕がない。というのが今の作者の考えだな」
「そう。このパターンできたか」

「つまりエッセイだな」
「エッセイといえば許される!?」


お題『未来への船』

5/12/2025, 3:17:21 AM