いっちぃ

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ナツキとフユト【6 朝日の温もり】

「うわ…!」

フユトが、衝撃に驚いて目覚めると、胸の上にナツキの腕がのっている

結局、断りきれず、行き場がないというナツキを泊めたのだ

予備の布団などないので、一つのベッドで一緒に寝るしかなかった

もちろん、おかしなことは一切していないが

人の気も知らず、ナツキは無邪気な顔で眠りこけている

そっと腕をどかしてから、立って行ってカーテンを開けると、温かな朝日が差し込んできた

(つづく)

6/9/2024, 1:07:23 PM