それは水のように湧き出すと思っていたの?
愚かにも無限の資源だとでも思っていたの?
風がいつしか止むように、
大地がいつしか荒むように、
水もいつしか涸れ果てるのだと、
少し考えればわかることだったでしょうに。
与えるばかりで返されないのならば、
この溢れる気持ちもいつしか消えていく。
長い長い一方通行に、私はもう疲れてしまった。
………あなたへの想いはもう失せてしまったの。
もう少し私を見ていてくれたのならば、
まだ頑張れたのかもしれない。
けれど、
あんなにもあなたが好きだと言う感情が、
どこから出ていたのかすら…私にはもうわからない。
【溢れる気持ち】
2/5/2024, 2:54:28 PM