冬山210

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『君と出逢ってから、私は・・・』

君と出逢ってから、私は私の世界を広げた。


始まりは私だった。君は私だった。


私は私を主人公にして物語を書いた。
君は私の理想を詰め込んだ嘘みたいな女の子。
冗談みたいでぶっ飛んでいて、きらきらしてた女の子。

他人からすれば黒歴史みたいなもんだけど、
私は君を忘れたりなんかしない。
君の物語を無かったことになんてしない。

だって君は私で、私は君なんだから。


あのとき君と出逢ったから、
私は今でも物語を書くのが好きなんだ。
君はもう、主人公ではないけれど。

5/6/2022, 9:47:52 AM