熱く厚くなるように
その唇を吸い上げて
僕だけの色に染め上げたい
2/4『Kiss』
1000年後も2000年後も
また君に会えますように
君の魂が
僕と出会ってくれますように
2/3『1000年先も』
「今までありがとう。じゃ、さよなら」
そっけなく渡された花が勿忘草だった。
別れ話の時にこの花を渡すなんて、
君はどういう神経してるんだろう?
2/2『勿忘草(わすれなぐさ)』
ゆあーんゆよーんと言ったのは誰だったか。
そんな面白い擬音を残すほどに、この『ブランコ』という乗り物は面白いのだろうか。
子どもたちが楽しそうに声を上げているのを見たことがあるから、愉快な乗り物であることは間違いない。いい機会だ、乗ってみよう。
俺は上半身をあげて前足を乗せた。
体を乗り上げようと後ろ足に力を入れた時、
「コロ、そんなところに乗らないの」
ぐいとリードを引っ張られた。
2/1『ブランコ』
パタン。
旅の終わりを告げた。
努力の末、厚さ3センチの物語の最後の一文を読み終えた。
ハードカバーの分厚い本は、それだけで鈍器になりそうだ。
「あ、あぁー」
バキバキバキ、と背伸びをしたら骨が鳴った。
ずっと同じ姿勢で読んでいたせいだ。
「これは明後日筋肉痛になるな」
長い旅路の果てに残ったのは、目の疲れと肩こりだった。
1/31『旅路の果てに』
溜めまくったので短めに。
2/4/2026, 1:11:17 PM