どこかの人

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私たち人間は常に記憶の地図が広がっている

刺激のある日も何事も無かった日も

記憶の地図って無限大なのだ

しかしこれは大きくなっていくばかりではない

古くなったもの、印象に残らないもの

それらの記憶は自然と消えてしまう

つまり地図から痕跡が抹消されてしまう

記憶というものは恐ろしいもので

嬉しかったこと、楽しかったことよりも

つらかったこと、恐怖に脅えたことの方が記憶に残る

まるで地図上に示された宝箱を開くと

とてつもない罠が仕掛けられており

恐怖や驚愕といった強烈な感情

それが鮮明に記憶に残るようだ

地図上を歩いているとピンチに遭遇することがある

まずは敵に遭遇しても臆することなく立ち向かう

どうしようもない時は逃げる選択をする

そのピンチを乗り越えた時自分のレベルが上がる

私たちは誰もがRPGの勇者なのだ



(記憶の地図)

6/17/2025, 2:47:55 AM