毛布

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ジョルジュ・ド・ラ・トゥールという画家がいるんですけど、彼のたいがいの作品は背景がとても暗い夜の部屋で、画面の中央から少し外れた位置に灯火や薪の熾き火が輝いてて、その光に人物の表情が照らされてるんですよ。

カラバッジョの少し後のフランスの画家で、(印象派全盛の時代に)写実派だったファンタン・ラトゥールの方はすごく繊細なんだけど、この静かに時間が止まったようなジョルジュ・ド・ラ・トゥールも好きなんですよね。
(東京富士美術館(八王子)に『煙草を吸う男』があります。そういえば、ファンタン・ラトゥールも現在西洋美術館(上野)のオルセー展に来ているようです。)

11/7/2025, 12:34:38 PM