眠れないほど不安になって、貴方がそばにいない事が怖くて。涙が出そうになる度、必死に歯を食いしばって、夜が過ぎるのを待つ。
貴方と過ごした日々が愛おしく胸の中を駆け巡る。ベッドのシーツを握り締め、枕に涙の跡が出来る。さよならを言えず、貴方がこの世を去ったあの日から、時間が止まっているみたいだ。それでも時間は進むから、日々貴方の姿が薄れて行く様な気がして不安になる。
あぁ、どうか時が戻って眠れなくなるほどの不安を消し去ってくれ。貴方がいた日々よ。どうか時よ戻してくれ。
そんな事を考えてるうちに、意識を手放し、また夜が明けていくのだ。
12/5/2024, 2:02:37 PM