わたしには、忘れられない人がいる
小学校のころ好きだった男の子
笑顔が素敵で…、
太陽のような、花が咲くような
そんな笑顔が大好きだった
いつも明るくて、友達には優しくて
でも、怒ったときはちゃんと怒って、
自分の意思も強く持ってる人だった
本当に大好きだった
だからね、中学校が離れてしまう、卒業式の
次の日にわたしは告白した
振られちゃったけどね…、、、
よし、これでわたしは振られたから前に進める…!
そう思った
けど、友達が爆弾を落としたんだ
『夏ごろは、あなたのこと好きって言ったんだけどな』
この言葉を聞いて、わたしは振られたことに加えて
もっと悲しくなってしまった
この言葉が嘘だったとしても…、
もしも本当なら、半年前は、わたしたち両思い
だったってこと…、?
未練がましく、そんなことを思ってしまった
その友達は、顔が広く、新しくて正しい情報をいつも教えてくれる友達だったから多分、正しいんだろうな…、
※
それから約1年…
わたしはまだ、新しい恋をしていない…、できない…、
あなたのことが忘れられないから、
まだ大好きだから、
あの頃は、同じクラスだったから、まだわたしのことを見てもらう機会はたくさんあった
でも、学校が違うから、もうわたしのことなんて
ほとんど覚えていないだろうな
もしかしたら、もう彼女がいるかもしれないし
好きな人がいるかもしれない、
もう、ほんとうに叶わない恋なんだ
もともと遠かった存在が、この1年間で
地上と宇宙くらい…、果てしなく遠くなってしまった
いや、もしかしたら繋がってすらいないかもしれない
わたしは、どれだけ遠くても、
ずっとあなたのことが忘れられない
遠く…、遠く…、
多分もう、交わることのない道
それでも、想うことくらいは許してくれますか…?
2/8/2025, 11:09:12 AM