猫をケモ耳つけた擬人化で想像してみる。
ミケコは年若く、気の強い女だ。
「信じらんない!何日も来なくってさ!」
クロはミケコより少し年上の、物腰の柔らかい落ち着いた男。
「ごめん……
ごめんね………。」
ふわりとした物腰でミケコの隣に座る。
「なんだよ!くんなよ!
おこってんだぞ!」
「うん……
ごめんね………。」
そう言いながらもクロはさらにミケコに近づく。
「なんだよ!バカ!
クロなんかきらいだ!」
そう言ってそっぽを向くミケコの頬を伝う涙を、
「ごめんね…。」
と言ってクロがペロリとなめる。
「なんだよう………。」
ポロポロと泣き出すミケコの頬を、クロはペロペロと………
ペロペロと……………?
…………擬人化むりや。
「泣かないで」
11/30/2024, 4:05:48 PM